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住宅性能について考えてみた(前編 / 国の基準ZEH)

 カテゴリ/暮らしのヒント 投稿日/2022-04-01

皆さんは、「住宅性能」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
地震とかに強い耐震性、省エネのための断熱性や気密性、最近ですと、後者に注目が集まっているようです。
 

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今回は、後者の断熱性、気密性についてなるべく分かり易くご説明してみたいと思います。
 
この二つを改善してくことで、家の内と外の温度が相互に伝わり難くして、冬は暖かく、夏は涼しく暮らすことができますよね、がメリットとなってきますが、断熱材を沢山使ったり、サッシ(窓)を二重にしたりする部材代や工賃が余計にかかってきますので、新築やリフォーム時にコスト高になるのがデメリットとなります。
 

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https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/
イラスト / 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト「断熱のポイント」より 
 
家の断熱性能、気密性を高めることで、冬は内側の熱が逃げにくく、隙間風が入り難くなるので暖房効率が上がり、暖房機(エアコンやヒーター)稼働が少なくてすみます。又、夏は外気のうだるような暑さが家中に伝わり難くなるので、極論クーラー一台で涼しさを保つことができ、いずれも電気代・ガス代が少なくて済み、年間の光熱費が下がることによる「省エネ効果」が見込めることが現在必要な狙いとなってきていると言えます。
 
以下のデータを見ると、エネルギー自然の可採年数は限れていることが分かります。
 

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https://www.kansai-td.co.jp/corporate/learning-with-okurin/situation-of-energy-resources.html
イラスト / 関西電力送配電HPより
 
又、地球温暖化の原因となっているCO2の削減が世界規模で求められ、2015年フランスに各国首脳が集まり「温室効果ガス排出量削減目標」を各国で設定する「パリ協定」という取り決めがあり、日本でも2030年までに(2013年比として)26%の削減目標が掲げられました。
 
そんな背景もあり、具体的な省エネ施策が必要となってきたわけです。
 
日本では、国土交通省主管で2015年に【建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法/平成27年法律第53号)】が公布、資源エネルギー庁(経済産業省)が国のエネルギー政策について広く知って貰う為の「省エネポータルサイト」(HP)を公開しています。
 

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https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/index.html
 
 
では、質問をもう一つ。
皆さんは、ZEH(ゼッチ)と言う言葉を聞いたことはありますでしょうか?
ZEHとは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称であり、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指した住宅を指し、前記の省エネポータルサイトにて、以下のように定義されています。
 
【ZEHの定義】
外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現(省エネ基準比20%以上)した上で、再生可能エネルギー等を導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅
 

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※引用元:経済産業省資源エネルギー庁「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開について - 省エネ住宅」
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/index03.html
 
この頁を見ると、以下の目標を掲げています。
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2021年10月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画における「2030年度以降新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」、「2030年において新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備が設置されることを目指す」という政府目標の達成に向けて、ZEHの普及に向けた取り組みを行っていきます。
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ZEHのメリットとして「経済性」「快適、健康性」「レジリエンス」の三つをあげていて、
室内の急激な温度変化によるヒートショックを防ぐ効果があり、太陽光発電と蓄電池を活用することで、非常時でも生活を送ることができそうです。
※レジリエンスとは、困難や脅威に直面している状況に対して、「うまく適応できる能力」
 
 
ZEH建築支援として補助金が出ます (2020年時点、補助額最高100万円※但し、ZEH+とZEHよりも基準は上がります)
詳しくお知りになりたい方は、以下の記事が分かり易いので読んでみて下さい。
 
【2022年度版】ZEH(ゼッチ)補助金は最大100万円! ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業を徹底解説 (ダイヤモンド不動産研究所)
https://diamond-fudosan.jp/articles/-/1111198
 
※ZEH補助金事業は、2021(令和3)年〜2025(令和7)年度まで継続される予定
 
参考までに、基準値を記載しておきます。
各地域区分の代表都市で実現するための外皮平均熱貫流率UA値
※床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値です。値が少ないほど断熱性能が高く、熱量が逃げにくい家となります。
 

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※小阪工務店の家作り(現在は) 「断熱等級4相当」となります。
 
高槻市は、地域区分の「6」に入っています。
※2019.11月に改正
 

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左が改正後、右が改正前となります。
地域区分新旧表(令和2年7月時点) / 国土交通省 より抜粋
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/shoenehou_assets/img/library/chiikikubun-sinkyuu.pdf
 
先ほどの表「外皮平均熱貫流率UA値」に出て参りました「HEAT20(G1~G3)」については、後篇でご説明したいと思います。
 
後篇に続く
住宅性能について考えてみた(後編 / 業界基準HEAT20)
https://www.kosakaweb.jp/columns/detail.php?id=622&cid=40
 

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