ウイズコロナ時代の住まい方トレンド

 カテゴリ/暮らしのヒント 投稿日/2021-01-12

毎年恒例の年初め、「今年のすまいトレンド」ですが、ウイズコロナ時代ならではの傾向が現れていました。
 

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コロナ渦でワークスタイルを変えざる負えない「ニューノーマル」というキーワードは去年良く耳にされたのではないかと思いますが、2020年の4月の緊急事態宣言より出社制限、在宅勤務推奨により、自宅にいる時間が大幅に増えた方が多いのではないでしょうか。
 
そんな時、一人で籠れる部屋がなかったりすると、ビジネスミーティング(リモート会議)に小さいお子様の声が入ってしまったり、共働き夫婦の場合は会議の時間帯が重なってしまうと、互いの声が気になって仕事に集中できなかったりもするでしょう。
 
そんなことが背景となり、今より部屋数が多い、少し大きなお家、この際マンションではなく、一戸建ても検討しようか・・・と考えられる方が増えてきています。
 

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以下の調査はいろんなネットニュースで紹介されていたので、ご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんが、コロナ禍での住まいづくりに関する意識・実態調査です。
 

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更に、住まいや暮らしに欲しくなったものについて
 

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出典:総合住宅展示場ハウジングステージ「コロナ禍での住まいづくりに関する意識・実態調査」
 
アンケートによると4割の方に、テレワークの必要性が発生し、男女計だと約半分の方が広いリビングや自分専用のスペースを望む声が上がっています。
今後も外出自粛が推奨される状況が続くならば、外出しなくても遊べる広い庭や、屋上、バルコニーといった解放感を感じられるスペースが欲しくなるのも当然ですね。
 
一戸建てのメリットとしては、
マンションよりも部屋数が多く、広いスペースがあること。
仕事用の部屋があればベターではありますが、リビングなどの共有スペースが広ければ間仕切りなどでワーキングスペースを確保することも可能です。
 
プライベートな空間を保ちつつ、仕事場としても活用できるスペースを確保できることは、大きな魅力です。
 
デメリットもあります。
一戸建て物件(建売住宅や中古)は駅から離れているものが多いはずです。場合によっては、徒歩圏内にスーパーがないというケースも考えられます。又、マンションに比べてスペースが広く維持管理が大変で、防犯リスクも考えなければならなくなります。
 
更に、この機会にワークライフバランスを改めて見つめなおし、働き方以上に生き方を見直す意味で、郊外→地方→田舎にまで視野に入れ、移住も検討しようという方も増えて来ているようです。
 
総務省発表のNPOふるさと回帰⽀援センターが作成した資料(おそらく2017年)を見たら、地方移住の動機について、非常に上手く整理して頂いています。
 

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https://www.soumu.go.jp/main_content/000496759.pdf より
 
2015年過ぎたあたりから、「スローライフ」や「移住計画」「孫ターン」という言葉を耳にするようになってきたのではないでしょうか。いずれも、都会であくせく働くよりも、自然が豊富な田舎暮らしをしてみたいという願望からきているのだと思います。
 
こちらの資料の中では「移住」を阻む要因を三つ上げられていました。
①仕事の問題(仕事が少ない、収入が減る)
②住居の問題(借家が少ない)
③受け入れ体制(コミュニティの問題、ヨソモノへの不安、行政の任せきり)
 

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現在(2021年の1月に) このデータを見て思うことは、リモートで今の仕事を続けられるのならば、①の仕事の問題は解決できるのではないかと。
 
又、②③についても、空き家データベースができたり、古民家を改装して住みたい若者が出てきたり、以下のような移住希望者に情報提供するポータルサイトのおまとめサイトができたり、全国的に空き家の流通を活性化する動きが強まって来ていますので、以前より改善が進んでいるものと思われます。
 

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一般社団法人 移住・交流推進機構
https://www.iju-join.jp/feature_cont/file/037/
 
こちらでは、「空き家バンク」などに繋がる全国の空き家情報などもまとめて頂いています。
https://www.iju-join.jp/akiyabank/
 
 
さて、それぞれの人生の見直しにまで波及するほど、大きな一石を投じることとなった「コロナ渦」ですが、より身近で現実的な「今の暮らしをどう改善できるのか?」 といった直近の課題も重要かと思います。
 
高槻市では、去年の記事でも取り上げましたが2021年3月24日(水)まで「リフォーム補助金」希望者を募集しています。
https://www.kosakaweb.jp/columns/detail.php?id=470&cid=39
 
10万円以上のリフォーム費用の1/3(上限20万)の補助金が貰えますのでご検討頂ければと思います。
 
 
又、高槻市では「高槻市定住促進プロモーション MY LIFE,MORE LIFE」サイトを通じた情報発信を行っています。
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/welcome/
 
「タカシ」と「カツキ」が登場するアニメも完成しました。
https://www.kosakaweb.jp/columns/detail.php?id=499&cid=39
 
以前、【高槻市「子育て支援」についてまとめてみました】こんな記事も作成していますので、ご興味ある方はご覧なって下さいませ。
https://www.kosakaweb.jp/columns/detail.php?id=278&cid=39
 
イクメン高槻
https://www.kosakaweb.jp/columns/detail.php?id=355&cid=39
 
高槻でのリフォーム、リノベーション、もちろん注文住宅も、地元の小阪工務店に是非一度ご相談下さいませ。
 

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