高槻の保護動物であるカエルの話

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2016-07-03

今年も田植えを無事終わらせた高槻の街。
この時期、夜になると始まるのが、カエルたちのコンサートです。

高槻Lifeの写真1

田んぼが多く残るここ高槻では、毎夜、カエルの合唱に包まれながら眠りにつくという人も多いのではないでしょうか?時には、うるさく感じてしまうこのカエルの声ですが、これも自然豊富な高槻の特権。
市バスや電車を使えば、大阪へのアクセスも抜群というロケーションにありながら、これほど自然に癒やされる・・・。なかなか他では見られない、高槻の誇れる特色だといえるでしょう。

カエルの美しいハーモニー、奏でるのは常にオスガエルたちです。毎夜、力を合わせて繰り広げられるコンサートの演目は、いつもオスからメスへのラブソング。
そう考えながら、耳をそばだてれば、ほら、何だか少し切ない求愛の歌に聞こえてきませんか!?


高槻Lifeの写真2

実は、このカエルたちの鳴き声、近年、不思議な法則があるのではないかと考えられるようになりました。
1匹のカエルが鳴く様子を観察すると、とても規則的であることがわかります。
「クワッ・・・クワッ・・・クワッ・・・」。
等間隔に鳴くその声は、数式で表すことができるほど。
そして、これが2匹になると・・・。
「クワッ」『グワッ』「クワッ」『グワッ』・・・。
まるで掛け合いを楽しむように、今度は等間隔で交互に鳴き始めるのです。
そして、おそらくこの規則性は、たくさんのカエルが一斉に鳴くときにも当てはまるのではないかといわれています。

高槻Lifeの写真3

(出典:くらし☆解説 「カエルの合唱には法則があった」 詳しくは、リンク先をご覧ください。)

子孫繁栄のため、まるで仲間と協力するかのように、歌い続けるカエルの声。
私たちも家族や仲間と力を合わせ、次の世代にこの豊かな高槻の自然を残していかなければなりません。
今夜もカエルが高らかに歌うのは、ここ高槻の自然賛歌なのです!

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 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2016-07-03