鉄筋・鉄骨の魔術師 酒井 一博
一級建築施工管理技士・コンクリート技士・一級土木施工管理技士 酒井 一博
今まで、高槻のランドマークを多数手がけてきた酒井さん。「鉄筋コンクリート・鉄骨造の管理は得意」とのこと。共同住宅を長年担当してきたので、社内からも信頼が厚いご様子です。
共同住宅・マンションを建てる際には、オーナーさんの事を考え、賃貸の空きがでない・魅力的な部屋となるよう、グロスやキッチンの色を変えるなどの工夫をしています。
そんな酒井さんの現場にお邪魔させていただきました。
取材日は、お一人で管理している現場が一段落とのことで、他の監督と共同で行っている複数の現場に顔を出されていらっしゃいました。

▲建設の鉄骨の土台が設計図通りかどうか、指差し確認中。


▲同僚の監督や社長、関連企業のスタッフとも密にコミュニケーションを取り、作業を円滑にしていきます。

▲山本敏也監督と一緒に担当している、野見神社内、戎神社・儀式殿のコンクリート基礎工事を背景に。
鉄筋・鉄骨工事の検査には、酒井監督に声がかかります。
酒井さんの趣味は釣り。京都・福井など、高槻から日本海の方まで行きます。目指す獲物はチヌ、グレなど。チヌやグレは釣るのが難しいので、若いころはテクニックの向上を目指してやっていたそう。「今はストレス発散の意味合いが強いかな。」
休日は他に、掃除や買い物、読書、昼寝をして過ごします。
長年の経験ゆえ、リフォームでも得意・不得意はないとのこと。「要望を忠実に形に」を心がける酒井さんだから、これからも、マンション経営の皆さんの心をつかんでいくのでしょう。
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木造耐震のプロフェッショナル 中林 厚人
二級建築士 中林 厚人
木造耐震診断資格者として高槻市での登録があり、耐震診断設計と施工を組み合わせたご提案や、改修工事の依頼があれば耐震補強工事にも乗り出す、まさに「木造耐震のプロフェッショナル」である中林さん。
昭和46年以前の建築物について高槻市から補助金が出ることもあり、依頼の中心となるのはそうした古い物件。リフォームと合わせて提案することによって、お客様の安心・安全で快適な住まいを設計するのだと言います。
耐震診断の内容は、建物の基礎部分から上部について、屋根裏や床下に入り、腐食具合・屋根の種類・重み・床下の金具について入念にチェック。お客様の経済的負担を考えて、「耐震診断だけ」というケースにも対応。「まずは何でもお気軽にご相談を!」。
>耐震診断とは?

▲取材日は、春休みの休園日中に、白ばら幼稚園の園舎の室内壁の塗り替え作業を実施。温かみのあるピンク色に塗り替えを行いました。

▲パステルカラーを多用して、穏やかでリラックスできる空間に。

▲写真は、今回塗り替えを行った1階保育室。

▲平成22年(2010年)に行った白ばら幼稚園の改修工事の様子。写真は、当時の東面外観。
和歌山ご出身の中林さんは、就職で現在の大阪・高槻へ。「大阪のベッドタウン」というイメージどおり、衣食住を全てまかなえる、便利で住み易い所だと感じています。
最近は忙しくて、昔ハマったスノボにもなかなか行けないということですが、休日には「家族と一緒に街中をぶらぶら、のどかに過ごす」のがお気に入りだと教えてくださいました。
>白ばら幼稚園の改修工事をもっと詳しく
現場大好き!サッカーで鍛えた体力◎ 山本 敏也
二級建築施工管理技士 山本 敏也
一級建築施工管理技士の西平さんを師と仰ぐ山本さんは、現場主義の現場人間!どちらかと言うと事務作業よりも現場で体を動かし、足を使って情報を得るのが得意なスタイル。サッカーや野球、ゴルフなどスポーツ全般が大好きで、基礎体力が培われているのでしょう。タフさとフットワークの軽さが、現場での活躍ぶりに生かされています。
そんな山本さんは、木造建築を手がけた経験が豊富。諸先輩方が作成した見積り、設計図に基づいて、現場の指揮に当たります。リフォームにおいては特に現場視察が重要です。他社物件を手入れする場合、図面のないケースが多いので、自分の目や耳が頼り。床下に入ったり、採寸したり、お客様の話をうかがったり。賃貸物件のリフォームの場合であれば、住まう方の年齢などを考慮して、お年寄り向けの1階の間取りには和室を残そう、3階以上は若者向けで洋室に変更、などときめ細やかな提案をされています。
現場が好きな人間は私だけじゃないですよ、と山本さん。「小阪工務店の人間はすぐに現場に飛び出していきますから、みんな現場主義なのでは」と、笑顔まじりに語ってくださいました。

▲コンクリート基礎検査は、正確な測定が要です。木造建築といえどコンクリート基礎をおろそかにしては、建物が歪んでしまいます。


▲設計図と照らし合わせ、地道に確認作業をしていきます。
取材日の山本さんの仕事は、野見神社に新しく併設する、戎神社・儀式殿のコンクリート基礎の検査。
打ったコンクリートが、設計どおりになっているか、メジャーや測量機で確認していきます。他の工務店さんとの共同事業だそうです。
基礎工事の後の、戎神社・儀式殿の新築時には、いままでの木造建築で培った技術を遺憾なく発揮してくださることでしょう。
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