高槻・空き家対策

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2020-09-22

高槻の街を散策していると、空き家と思われる家屋をちらほら見かけます。
実は、大阪は都市圏にしては珍しく空き家率が高めの都道府県。
今回は、全国の空き家事情と空き家管理士、さらには高槻市の空き家対策について詳しくお話ししていきます。
 

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昨年4月に総務省統計課が発表した「平成30年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計 結果の概要」によると、平成30年の全国の空き家率は13.6%となり、過去最高を記録しました。
https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/g_gaiyou.pdf
 
昭和63年には394万戸だった全国の空き家。
その後もどんどん増え続け、平成30年には846万戸に上ります。
なんと平成時代のわずか30年ほどで、452万戸もの空き家が増えた計算になるのです。
 

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(イメージ画像)
 
高齢化や過疎化が進む地方ほど、空き家率は高くなるもの。
反対に、東京、神奈川、埼玉などの首都圏や愛知などの都市部は空き家率が低いのが特徴で、平成25年のデータと比べてみても、その割合は減少傾向にあります。
ところが、同じ大都市でありながら大阪は15.2%と全国平均を超え、その割合は平成25年よりも上昇してしまっているのです。
 

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http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2019np/index.html
 
その原因の一つと考えられるのが、やはり人口の減少。
同じく、総務省統計局が今年4月に公表した人口推計では、空き家率が下がった東京や愛知などは人口増加しているのに対し、大阪は人口減少が続いています。
 
この傾向が続く限り、今後も大阪では空き家が増えていくことが予想されます。
平成25年の時点では6780戸、空き家率10.0%と、全国や大阪よりも低い割合で推移している高槻市。
 
それでも、急速に高齢化が進んでいることから、令和7年には高槻市内だけで約11700戸の空き家が発生するのではないかと考えられているのです。
 

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http://www.city.takatsuki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/65/akiyakeikaku_gaiyo.pdf
 
 
そこで今、注目を浴びるのが、空き家管理士です。
これまで空き家の管理は、隣近所に住む人や最寄りの親戚の人がボランティアのような形で行なうのが一般的でした。
けれども、近所付き合いや親戚付き合いが少なくなり、「ご厚意」だけでは空き家管理に限界が生じているのも事実。住む人がいなくなり、誰からも見放されてしまった家は、治安や災害対策の面からも不安が残ります。
 
空き家管理士は、このように放っておくと「負の遺産」となってしまう大切な空き家を専門の知識を駆使し、快適な空間として保ち続けるのがお仕事。
点検や清掃はもちろん、空き家を素敵な空間に変えるお手伝いもしてくれるのです!
 

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また、高槻市では独自に「高槻市空家相談員」という制度も始まっています。
高槻市空家相談員として登録できるのは、高槻市内の宅地建物取引士で、5年以上の実務経験があり、なおかつ高槻市の研修を修了した人に限られます。
 
相談のみであれば、基本的には無料。
空き家の管理や売買、有効活用法などについて、無料でプロの意見を聞けるのは何とも心強いですよね☆
 

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http://www.city.takatsuki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/65/akiyasoudaningoannnai.pdf
 
さらに、11月7日には、「空家の管理・活用セミナー」も開催予定です。
 
高槻市 空家の管理・活用セミナー
【日時】令和2年11月7日(土) 受付9時開始
    セミナー 9時30分~11時20分
    個別相談会 11時30分~ (1組30分)
【場所】高槻市 総合センター14階              C1401会議室
〒569-8501 大阪府高槻市桃園町2番1号
【定員】セミナー 50名(申込順)
    個別相談会 空き家の売買や相続、維持管理に関する相談:7組(申込順)
【申込期間】令和2年10月5日(月)~令和2年10月30日(金)
【申込・問合先】高槻市 都市創造部 住宅課
TEL:072-674-7525
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/65/akiyasemina-tirashi.pdf
 

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今は空き家となってしまった家も、かつては住む人の笑顔あふれるかけがえのない空間でした。
せっかく親世代、祖父母世代から引き継いだ大切な財産。
「宝の持ち腐れ」とならないよう、有効活用できる方法を模索していきたいですね♪

 

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