心癒される☆素敵な「花手水」

秋晴れの爽やかな日が続く高槻市。
こんな季節には「Go To トラベル」を使って遠出するのもいいけれど、残念ながら今年の10月はオリンピックイヤーだった関係で、例年のような3連休がありません。
それならば…！
今回は、京都や奈良の神社・仏閣にも負けない高槻の素敵な「インスタ映え」パワースポットを紹介しましょう☆
 

「すご～い！綺麗！！」
思わずそんな歓声が湧きおこる、色鮮やかな花々。
実はこれ、皆さんもよくご存じの高槻市内のある神社で撮影したもの。
さあ、どこかわかりますか！？
 
正解は…？
 

そう、「高槻のえべっさん」として有名な野見神社です☆
 
鳥居をくぐるとすぐ右手側に手水舎が見えます。
 

本来、神社に参拝する前に手と口を浄める場所。
ただ、新型コロナウイルス感染症の影響により、現在は柄杓の使用ができません。
 
ああ、振り返ってみれば、今年は春からコロナ禍で、あれもダメこれもダメ…。
せっかくお参りに来たのに、ここでもか…とちょっと気が滅入ってしまいそうになりますが…。
そんな気分を吹き飛ばすこの美しさ！
 

なんとこのお花、野見神社のすぐ近くにある「石田花店」が、ご厚意で奉納してくださっているそう。
「石田花店」といえば、阪急高槻市駅から高槻現代劇場に向かう途中にあるお花屋さん。
電車から降りたあと、発表会に贈る花束を求めて立ち寄ったという人も多いのではないでしょうか。
 

この日は、ちょうどお月見ということで、ススキやリンドウなどが飾られていました。
素敵な秋の花に囲まれて、手水舎の竜もなんだか嬉しそうに見えますね(^_-)-☆
 

まもなく秋祭りを迎える野見神社。
今年は宵宮とお神輿はありませんが、式典と湯神楽は10月11日（日）に執り行われる予定です。
また毎年、この秋祭りにあわせて行なわれる、摂社・小島神社の例祭も10月10日（土）に開催されます。
 

明治41年に高槻城内堀より、野見神社に移された小島神社。
経年による老朽化に加え、平成30年の大阪北部地震と台風21号による被害を受け、新社殿の御造営が決まっています。
 

野見神社境内にある高槻戎神社・儀式殿は平成28年12月に完成。非常に有り難いことに、御造営には、私ども小阪工務店も携わらせていただきました。
 

野見神社はもともと、9世紀後半、宇多天皇の時代に怖い流行り病が広まり、死者が多く出た際、「社殿を造り、牛頭天王をお祀りすれば悪病が治まる」という御神託を受けたのが始まり。
まさにコロナ禍の今こそ、ぜひともお参りしたいパワースポットに他なりません。
 
この秋、古より高槻を守り続けてくださる神様と温かい心のこもった花手水に癒されてみてはいかがでしょうか♪