子育ての街・高槻市、さて公園はいくつある？　

突然の高槻市内一斉休校から、はや半月以上が経ちました。
例年なら、春休みまでの日々を指折り数えている時期ですが、今年は長すぎるお休みにすでに退屈してしまっている子どもたちも多いはず。
そんなときは気分転換に、公園に出かけてみてはいかがでしょうか♪
 

当初は、休校中の公園遊びに対して、「臨時休校中に子どもたちが外出しては意味がないのでは？」という疑問の声もありましたが、先週初めに、文部科学省は「児童生徒の健康維持のために屋外で適度な運動をしたり散歩をしたりすること等について」は、感染リスクを減らしながらであれば問題ないという統一見解を発表しました。
また、先日の安倍総理の臨時会見でも、休校中の児童たちに「健康管理、ストレス解消のためにも、人が密集しないようにするなど、安全な環境の下、屋外に出て運動の機会も作ってください」と呼びかける一幕もありました。

USJやひらかたパークなどはもちろん、大小様々の遊戯施設がお休みとなり、イベントも自粛ムードが続く中、子どもたちにとって公園は数少ない息抜きの場所。
 

ずっと家にいてストレスが溜まる子どもたちやママパパにとって、公園はまさにかけがえのない「オアシス」なのです。
 

城跡公園、安満遺跡公園、今城塚古墳公園、芥川公園、清水池公園、萩谷総合公園、古曽部防災公園、摂津峡公園…。
「高槻Life」に登場した公園だけに限っても、高槻には魅力的で個性豊かな公園がたくさんあります。
さて、皆さんはこの高槻市内に、どれくらいの数の公園があるかご存じでしょうか？
50？それとも100？
正解は…！？
 

なんと211か所！
高槻市内の公園の総面積は約173haあり、1人あたりの公園面積は4.8㎡にものぼるそう。
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/67/2-2.pdf

楽しい遊具も充実していますが、高槻の公園遊びの醍醐味はそれだけではありません。
草花や、鳥、山、川、昆虫…。
高槻市の公園は自然の宝庫でもあるのです。
 

また、同時に高槻には、歴史的な意味を持つ公園もたくさんあります。
古代遺跡、歌枕、戦国武将…。
この機会に子どもたちと公園でのびのび遊びながら、高槻の歴史について思いをはせてみるのも、普段の授業では学べない貴重な「勉強」なのかもしれませんね(^_-)-☆
 

友達と鬼ごっこをし、真っ暗になるまで遊んだ幼いころ。
初めてのデートでベンチに並び、ジュースを飲んだ学生時代。
大きなお腹を抱えて、出産予定日を指折り数えながら散歩した昼下がり。
「ママ友、できるかな…」とドキドキしながら、まだよちよち歩きの小さな手を握りしめ、親子ともども初めての一歩を踏み出したあの日。
「自分が育ってきた」あの思い出も、「子どもを育ててきた」その思い出も、振り返れば、舞台はすべて公園でした！

「そういえば、休校中に公園で遊んだよね…！」
ストレスフルなこの毎日も、きっといつの日か、そんなさり気ない、けれど貴重な思い出の1ページとなりますように…。