耳で聞く高槻

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2021-02-25

皆さんの耳は空いてますか?
 

高槻Lifeの写真1

今、日本で一大ブームを巻き起こしている「Clubhouse(クラブハウス)」。
音声でつながるSNSとして、ここ1か月ほどで急速に知名度を上げています。
 

高槻Lifeの写真2

新型コロナウイルス感染症の影響でリモートワークが中心となり、自然とパソコンの画面を見ている時間が増えた昨今。
外出自粛のため、休日も一日中スマホを見て過ごすということも多くなりました。
こうして知らないうちに目を酷使していたコロナ禍の日本人が飛びついたのが…クラブハウスだったのです!
 

高槻Lifeの写真3

もともと人口密度の高い日本。
「井戸端会議」や「飲みニケーション」という言葉があるぐらい、「密」な生活をしていました。
ところが、コロナ禍で講演会やセミナーといったイベントは中止。
学校の参観や懇談もなくなり、PTAのやり取りもLINEで済ませることが多くなりました。
私たちは、居酒屋や雑踏、街の片隅で「ふと耳にする情報」に触れる機会さえも失ってしまったのです。
 

高槻Lifeの写真4

ところで、皆さんはいったいいつ頃から、このように「雑談を楽しむ」ようになったか覚えていますか?
赤ちゃんが初めて言葉を口にするのは、1歳前後。
それから、2語文、幼児語…と発達し、ある程度の会話ができるのは早くても3、4歳頃でしょうか。
けれども、これは「話す」立場での話。
「耳で聞く」ことができるようになるのは…なんと妊娠6か月の胎児の頃だといいます。
妊娠8か月にもなると、「雑談しているママの声」を覚え、他の人と聞き分けられるそう。
ある意味、誕生する前にして十分に「ママが誰かと話す雑談を楽しむ」ことが可能なのですね。
 

高槻Lifeの写真5

「何気ない雑談」を求めて…。
胎児時代にすでに形成され始めていた私たちの「雑談を楽しむ」力。
コロナ禍で満たされなくなったそんな「生来の好奇心」の持っていき場所としてたどりついたのが、クラブハウスなのかもしれません。
 
とはいえ、クラブハウスはLINEやFacebook等と違い、令和3年2月現在、完全招待制でiPhoneやiPadのみに対応。
そのため、誰もが気軽に利用できるわけではありません。
 
そこで、私たち高槻市民の「耳」や「好奇心」を満足させるものがないかと探してみると…!?
 
ありました!
高槻市が制作する音声版広報「声の広報たかつき」です♪
 

高槻Lifeの写真6

http://www.city.takatsuki.osaka.jp/shisei/kohokocho/koho/1329195596899.html

タイトルをクリックするだけで音声が再生されます。
もちろん面倒な登録や特別なアプリも必要ありません。
 
私も仕事をしながらかけてみましたが、大阪弁のイントネーションが何ともいい感じ^^
思わず、石川啄木の
「ふるさとの 訛なつかし停車場の 人ごみの中に そを聞きにゆく」
という短歌が頭をよぎりました。
 
 
3密を避けないといけない現状、「密な停車場」に雑談を求めていくわけにはいきませんが、この「声の広報たかつき」なら、いつでも「ふるさと・高槻」の情報に「密に接する」ことができそうですね。
 
クラブハウスだけでなく、オーディオブックやポッドキャストなど、まだまだ注目を浴びそうな「耳」を使うコンテンツ。
 

高槻Lifeの写真7

こちら「高槻Life」は今のところ視覚情報が中心ですが、こういった「耳情報」に負けないように、これからも「耳寄りな情報」をどしどしお届けしていきますね(^_-)-☆
 

高槻Lifeの写真8

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2021-02-25