令和初の正月に考える

 カテゴリ/高槻歳時記 投稿日/2020-01-08

いよいよ令和2年がスタートしました。
皆様、明けましておめでとうございます。
令和初のお正月を迎え、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 

高槻歳時記の写真1

昨年4月、新しい元号として発表された「令和」。
改元から、はや8か月が経ち、私たちの生活にも少しずつ浸透してきました。
「令和」は、中国の古典に由来していたこれまでの元号とは異なり、日本に現存する最古の和歌集「万葉集」の「初春の『令』月にして 気淑(よ)く風『和』ぎ」という言葉が出典です。
 

高槻歳時記の写真2

奈良時代の末期に成立したとされるこの万葉集。
実は、非常に不思議な特徴があります。
今とは違い、身分の差が歴然としていた時代にもかかわらず、万葉集には、天皇や貴族、上級官僚だけでなく、防人や農民など全国各地の様々な人々の歌が収められているのです。
 
首相談話によると「令和」という年号には、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められているそう。
まさに、多くの人々の豊かな感性と個性が結集した万葉集の精神そのものですね。
 
同じ万葉集のなかには、新年の歌もいくつか残されています。
「新(あらた)しき 年の初めに 思ふどち い群れて 居(を)れば 嬉しくもあるか
【道祖王(ふなどおう) 巻第19 4284】」
 
「新しい年の初めに気の合う人たちと集まっていられるのは、なんとも嬉しいものですね。」
 
一年の始まりに、人生の節目に、自然と人々が集う家。
それは、まさに小阪工務店が目指す理想のマイホーム像です。
大正、昭和、平成、令和…と4つの時代にわたり、ここ高槻で日々「人々が心を寄せ合う」空間を追い求めてきました。
 

高槻歳時記の写真3

万葉集4516首の最後を飾るのは、大伴家持。
先ほどの「令和」の由来となった序文の作者、大伴旅人の息子です。
 
「新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪や いや重(し)け吉事(よごと)
【大伴家持 巻第20 4516】」
 

高槻歳時記の写真4

降り出した雪がどんどん積もっていくように、良い事ばかりがいくつもいくつも重なりますように。
そして、本年も人々の笑顔が幾重にも広がる素敵なお家づくりのお手伝いができますように…!

今年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。


 

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