アイスアリーナのある関西大学

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2019-12-08

歴史、音楽、芸術…、様々な文化的特徴を持つ高槻市。
実は多くの大学が立ち並ぶ学術都市でもあります。
 

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平安女学院大学・短期大学、大阪薬科大学、大阪医科大学、関西大学、さらには、京都大学防災研究所阿武山観測所と、関西では名の通った大学のキャンパスや関連施設が、ここ高槻に存在するのです。
 
各大学とも、在籍する学生たちはもちろん、高槻市民に対しても様々なイベントを実施しています。
高槻市は教育環境という面でも、非常に恵まれた街だといえるでしょう。
 
このような大学関連施設の一つが、今、何かと世間の注目を浴びている「関西大学たかつきアイスアリーナ」です。
 

高槻Lifeの写真2

関西大学HPより
https://www.kansai-u.ac.jp/sports/activity/facility/takatuki/facility02.html
 
たかつきアイスアリーナは、2006年7月に完成したアイススケートリンクです。
実は、それまでの日本には、国際競技規格を満たすリンクを備えた大学は存在しませんでした。
そのため、関西大学の選手たちは、市民にもなじみの深かった明治の高槻O2リンクを使用していました。
けれども、O2リンクが2004年11月に廃止され、練習場所の確保が難しくなってしまったのです。
 
当時の関西大学といえば、高橋大輔選手、織田信成選手が学生として在籍中。
世界を舞台に闘う選手たちを全力でサポートするため、関西大学創立120周年の記念事業として、日本の大学初となる国際競技規格を満たすアイススケートリンクの創設を目指したのでした。
 
完成から4年後の2010年、高橋大輔選手はバンクーバーオリンピックで見事銅メダルを勝ち取り、さらには、2010年世界選手権優勝、2012年グランプリファイナル優勝という輝かしい成績を残したのです。
 

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その後も、たかつきアイスアリーナからは、宮原知子選手、紀平梨花選手など、世界に名だたる素晴らしい選手たちが次々と誕生することになります。
 
フィギュアスケートの他にも、たかつきアイスアリーナでは、スピードスケート、ショートトラック、アイスホッケーなど様々な競技を行うことが可能です。
嬉しいことに、高槻市民を対象に一般開放デイが設けられることもあります。
今のところ、次回の開催予定は決まっていませんが、日時が決定すれば、広報誌「たかつきDAYS」等で告知されるとのこと。
これは、見逃せませんね~!
 

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オープンたかつきより
https://open-takatsuki.jp/program/2864/
 
さらに、高槻市の小・中学校では、校外学習活動の一環として、たかつきアイスアリーナを団体で利用する機会もあります
世界最高峰のスポーツ選手を身近に感じることができるのは、高槻に住む子どもたちならではの特権だといえるでしょう。
将来、ここ高槻から、もっとたくさんのトップアスリートたちが羽ばたいていくことを願ってやみません!


 

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2019-12-08