大学一体となった子育て支援のお話

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2017-02-17

「住んでみてよかった都市」として常に名前が挙がる高槻市。
 
最近は、どこの自治体も子育て支援に力を入れ始めていますが、その中でも、高槻市は早くから、産官学民が一体となって、「未来の高槻市民」を育てることを念頭に、都市計画を進めてきました。
その集大成ともいえるのが、関西大学の高槻ミューズキャンパスです。
 

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首都圏とは違い、小学校からの「お受験」が一般的ではない関西。
まだまだ私立の小学校が少なく、選択肢も多くない状況でしたが、2010年4月に関西大学初等部が高槻ミューズキャンパスに開校され、地元でも大きな話題となりました。
さらに、同じく高槻ミューズキャンパスの中に、高槻市民なら誰でも利用できる、高槻市立図書館のミューズ子ども分室が開設されたのです!

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関西大学の入り口に立つガードマンさんに、高槻市の図書館の貸出カードを提示すると、中に入る許可証をもらうことができます。
それを首に掛けておけば、自由にミューズキャンパス内の児童図書館を利用することが可能なのです。

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中には、たくさんの児童書がズラリと並べられています。
子どもにとって、パパママの「読み聞かせ」は格別の時間。
言葉を知り、読解力が上がる・・・といった知能の面でももちろんですが、人の心を読み取る力や困難を乗りこえる力など、生きていく上で重要な精神力を高める大切な機会でもあるのです。
 
「それならば・・・!」と近くの図書館に張り切って出かけたものの、静かな図書館で読み聞かせをするのは勇気のいること。
「他の人の邪魔にならないかな・・・。」と周囲を気にして本気で読めない大人の心を見透かしたのか、子どもたちも走ったり、大きな声を出し始めたりして・・・。
そそくさと図書館から退散した、という経験をお持ちのパパママも少なくありませんよね?
 
その点、ここ高槻のミューズ図書館なら安心です!

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図書館の中は、子どものための空間。
楽しく読み聞かせをしたり、子どもと本の感想を語り合ったりしても、誰の迷惑にもなりません。
窓口の図書館員さんに確認したところ、「大声を出したり、走り回ったりはいけませんが、通常の読み聞かせであれば、いくらでも楽しく盛り上がって読んでもらって大丈夫!」との嬉しいお答えが返ってきました♪
 
図書館のすぐ裏手には、授乳室やオムツ替えのできるトイレも完備されています。
使い終わったオムツは捨てて帰って良いとのこと。

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小さなことですが、荷物がいっぱい、さらには図書館の本も子どものために目いっぱい借りて帰ってやりたい、と思う私たち親にとって、かさばるオムツを置いて帰られることは、本当にありがたいことですよね。
 
それだけではありません!
お昼にお腹が空いた・・・という子どものために・・・

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食堂では、こんなに可愛いお子様ランチも用意してくれるのです☆
小さめのスプーンやフォークも置かれていて、本当に至れり尽くせりですね。
思わず大学にいることを忘れてしまいそうですが・・・グラウンドでは学生たちがランニングの真っ最中。
「お兄ちゃんたち頑張っているね!」
子どもも目を輝かせて応援していました。
 
小さい頃から、大学の独特な雰囲気に触れることは、将来、進路や生き方を考えるときに、子どもたちの大きな財産になるのでは・・・、そんな気分にさせてくれる素敵な「キャンパス体験」となりました!
 
さらに、大学の周りには、公園やいやしの空間もあり、人々の憩いの場所となっています。
 

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まさに毎日が「高槻市民のためのオープンキャンパス」といった、関西大学高槻ミューズキャンパス。
高槻が誇る大学と一体となった子育て支援は、未来を支える子どもたちを大きく健やかに成長させてくれることでしょう。
さすが、高槻。
「住んでみてよかった都市」ナンバーワンです!

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2017-02-17