直下型地震で考えたこと

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2018-07-04

予想さえしなかった高槻での都市直下型地震。
皆様、お怪我はございませんでしたか?
被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、犠牲となられました方々に謹んでお悔やみ申し上げます。
 
2018年6月18日午前7時58分、大阪府北摂地域に大きな揺れが襲いかかりました。
震源地は、まさにここ高槻。
月曜日の朝に起きた直下型の地震は、かけがえのない命と平穏な生活を一瞬にして奪い取ってしまいました。

高槻Lifeの写真1

緊急地震速報も間に合わない直下型の地震。
物凄い揺れに翻弄されながら、ただ身を隠すことしかできなかったあの恐怖は、今もまだ癒えることはありません。

高槻Lifeの写真2

家の中では、本やお皿、荷物も散乱。
片付けをするにも、都市ガス、水道も止まってしまいました。
 
さらに、翌日は、激しい雨の予報です。

高槻Lifeの写真3

昔ながらの家々が立ち並ぶ高槻。
瓦が落ちてしまった住宅も多くあります。
雨が降り出すまでに、屋根にブルーシートをかけなければなりません。

高槻Lifeの写真4

その間も余震が繰り返されます。
それでも何とかしてブルーシートを張り終えようと、地域で声を掛け合う姿。
緊急事態にありながら、高槻市民の温かさを感じた瞬間でした。

高槻Lifeの写真5

あの日から早いもので半月が経過しました。
ライフラインも復旧し、高槻の街は、少しずつ日常を取り戻し始めました。
ほとんどの学校で通常給食が再開。
けれども・・・。
「毎日、怖い夢を見る・・・。」
「一人になるのがイヤだ!」
子どもたちからは、依然として不安の声が聞こえてきます。
通学途中の時間帯に発生した地震だったため、とりわけ、近くに大人がいなかった子どもたちのショックは計り知れません。

高槻Lifeの写真6

私ども小阪工務店は、今回、ここ「ふるさと・高槻」で直下型地震に見舞われ、子どもたちの未来を守る「防災住宅」の重要性を改めて痛感いたしました。
地震に負けず、もう一度、元気を取り戻しつつある高槻のために、これまで以上に「災害に強い家造り」を目指していく所存です。
 
子どもたちが安心して暮らせる街。
今回の大阪北部地震を教訓に、近いうちに必ず発生するといわれる南海トラフや上町断層直下型地震などに備え、「防災都市・高槻」を築き上げましょう!

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2018-07-04