高槻城の築城400年って一体いつから?

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2017-09-12

今年は、高槻城築城400年の記念すべき年。
高槻市では、しろあと歴史館を中心に、たくさんの催しが企画されています!


(※「しろあと歴史館」 の建築は、実は小阪工務店によるもの。高槻の歴史を語り継ぐ建物に携わることができるということは、小阪工務店の誇りでもあります!!)
 

高槻Lifeの写真1

高槻城といえば、一番に思い浮かべるのが、NHKの大河ドラマなどでも有名な高山右近です。
キリシタン大名としても知られ、2016年には、ローマ教皇から福者として列福されることになりました。
 
「高槻城400年」という言葉を聞くと、「あぁ、高山右近が住んでいたころから400年経ったのかな?」という気がしますが、実はそうではありません。
高山右近が、ここ高槻に城主として居を構えていたのは、1573年から1585年までのこと。
1573年+400年=1973年??
今年は、2017年ですから、どうも計算が合いませんよね?
 

高槻Lifeの写真2

「高槻城築城400年」。
この言葉は、高山右近が住んでいたころの高槻城ではなく、戦国時代が終わり、天下泰平となった高槻に作られた、「近世高槻城」のことを指していたのです。
 
大坂夏の陣が終わり、天下を取った徳川幕府は、1617年、高槻城の大修築に取りかかりました。
1636年には出丸も増築され、高槻城は、堀は二重、天守は三層という立派なお城に生まれ変わりました。
 
譜代大名が城主に歴任した後、1649年に永井直清が藩主として着任、以後、13代にわたり、この高槻を統治することになります。
 
今年、2017年は、この「近世高槻城」の築城スタートの年、1617年から400年目の節目にあたるというわけなのですね!
 

高槻Lifeの写真3

しろあと歴史館では、現在、高槻城築城400年の記念コレクション展として、「高槻城と書画」という催しが開かれています。
 
◆ 高槻城築城400年記念コレクション展「高槻城と書画」
 
● 開催日時 
2017年9月9日(土)~9月24日(日)
午前10時~午後5時(最終入館午後4時30分)
 
ただし、9月11日(月)、9月19日(火)は休館
 
● 開催場所
しろあと歴史館1階
 
● 観覧料
無料
 
 
常設展示と同様、大人も子どもも無料で観覧できますので、このチャンスにぜひとも高槻城ゆかりの品々をご覧ください☆
 
さらに、10月に入ると、今城塚古代歴史館と共同で、高槻城築城400年記念特別展も開催される予定です!
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/104/s_kt_2017tokuten.pdf
 
 
◆ 高槻城築城400年記念特別展
 
● 開催日時
平成29年10月7日(土)~12月3日(日)
午前10時~午後5時(最終入館午後4時30分)
 
ただし、休館日を除く
 
● 開催場所
第1会場 今城塚古代歴史館
第2会場 しろあと歴史館
 
● 観覧料
一般:200円、小中学生:100円(2館共通)
11月18日(土)・19日(日)は「関西文化の日」のため無料
 
しろあと歴史館では、会期中、カブトや陣羽織の着用体験も実施されます。
さらに、今城塚古代歴史館では、11月26日(日)に「サムライショー」が予定されているとのこと。
子どもたちにとっても、楽しいイベントになりそうな予感ですね♪


「これでも、まだ飽き足りない!もっと『高槻城』で盛り上がりたい!!」という人は・・・?
「オープンたかつき」のこんな特別企画はいかがでしょうか!?
 
◆ リアル謎解きゲーム「高槻城を守れ!」
 
● 開催日時
2017年10月13日(金)~12月28日(木)
午前10時~午後6時(最終受付午後3時)
 
ただし、毎週月曜日と12月24日(日)は休み
 
● 開催場所
高槻城下町エリア
(謎解きキットは、JR高槻駅・高槻市観光案内所で受け取り)
 
● 参加費用
800円
 
自分がロールプレイングゲームの主人公になって、高槻の街を歩き回りながら、謎を解き明かす体験型イベント。
最近話題の「リアル謎解き」をまさかここ高槻で楽しめるとは思いませんでした!
 
申込は、「オープンたかつき」のホームページから可能です。
http://open-takatsuki.jp/program/1731/
 
高槻城築城400年のメモリアルイヤーもいよいよ後半戦。
目白押しのイベントに、ますます、「ふるさと高槻」から目が離せませんね☆

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2017-09-12