今城塚古代歴史館 

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2017-09-08

歴史豊かなここ高槻は、「古墳と埴輪の街」としても知られています。
今回は、古墳時代の高槻・三島を探る旅に出発しましょう!
 
高槻に住む人たちにとって、「古墳」は極々ありふれたもの。
「家の近くに●●古墳がある」ということに対して、特別な意識も持たずに成長したという高槻っ子もたくさんいるのではないでしょうか?
 

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実際、高槻、茨木には、三島古墳群と呼ばれる多数の古墳や古代遺跡が存在します。
その数は、高槻だけでも500以上あるのではないかともいわれているそう!
なるほど、家の周りのそこかしこに、「古代」を感じられるのも当然のことといえますね。
 

今城塚古墳、安満宮山古墳、阿武山古墳・・・。
パッと考えただけでも、思いつくいくつかの古墳名。
でも、実は、これらの古墳、造られた年代は様々です。

安満宮山古墳からは、邪馬台国・卑弥呼の時代のものと推測される青銅鏡が発見されました。
「青龍3年(235年)」との銘があるこの鏡は、239年に卑弥呼が派遣した使節団が持ち帰ったものではないかと考えられているのです。

 

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今城塚古墳は、継体大王のお墓だとされています。
継体大王は、聖徳太子の曾祖父にあたり、531年に亡くなりました。
つまり、先ほどの、安満宮山古墳と比べると、実に、300年近い年代差があるのです。
今から300年前といえば、徳川吉宗や大岡忠相の時代。
ここ高槻が、非常に長い年月にわたり、日本の最先端重要都市であったことが想像できますね!
 
高槻の古代史を遡るには、今城塚古代歴史館を訪れるのが一番です。
昨年12月には、こちら小阪工務店の「高槻歳時記」で、「ハニワづくり」体験の紹介もさせていただきました☆
 
史跡・今城塚古墳に隣接したこの今城塚古代歴史館には、その他にも映像やジオラマを使ったわかりやすい常設展示が数多く用意されています。
 

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今城塚古墳で見つかった実際の埴輪を見ていると、1500年前の高槻の人々の思いが伝わってくるような気がします。
 
学校の歴史の授業で「石棺」という言葉を聞いてもなかなかピンときませんでしたが、この復元石棺を見れば一目瞭然。
 

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「古墳=お墓」ということが小さな子どもでも直感できるのではないでしょうか?
 
今城塚古墳には、ほかにもハニワパズルや・・・
 

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はにたんの観光情報コーナーもあります!
 

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また、9月中も毎週日曜日には「ハニワづくり」の体験教室が催されています。
 
◆ 今城塚古代歴史館 体験教室「ハニワづくり」
 
日時 9月3日、10日、17日、24日
   午前10時15分から正午まで
定員 30名(当日先着順)
費用 300円
 
その他にも、
● はにたんプラ板キーホルダー・ストラップづくり
● 色勾玉づくり
も、毎日随時開催しています(特別メニュー開催時をのぞく)。
 
裏には、墳丘にまで立ち入ることができる、広大な今城塚古墳公園も!
 

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気温も落ちついてきたこの秋、ぜひとも家族そろって今城塚で、「古代・高槻の旅」をお楽しみください♪
 

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2017-09-08