高槻、近くにある自然

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2017-08-07

高槻の自然といえば、摂津峡、芥川。
でも実は、摂津峡まで行かなくても、高槻にはたくさんの自然があふれています。
今回は、高槻の南部、茨木市との境界付近にある「摂津玉川」の美しい緑を紹介しましょう。
 

高槻Lifeの写真1

歌枕としても有名な名勝「玉川」は日本に6ヵ所あるといわれています。
そのうちの一つにもあげられる、「摂津玉川」、なんと高槻市内にあったのですね☆
 

高槻Lifeの写真2

「時しらぬ 里は玉川 いつとてか 夏の垣ねを うづむ白雪 (藤原定家)」
 
百人一首の選者として知られる藤原定家も歌に詠んだ名勝「玉川の里」。
少し行った先は、高槻や茨木の市街地なのですが、そんなことも忘れさせるような緑が私たちを迎えてくれます。
 
ところで、皆さんは高槻市民の花が何かご存じでしょうか?
正解は・・・。
 

高槻Lifeの写真3

そう、卯の花。
ここ摂津玉川の卯の花が、高槻の市民の花に選ばれているのです!
 
世界的にも有名な俳聖・松尾芭蕉も、この地の卯の花を作品に残しています。
「うのはなや 暗き柳の およびごし (松尾芭蕉)」
 

高槻Lifeの写真4

さらに、昔から有名な月の美しさに加え、地元ではお花見の隠れスポットとしても静かな人気を博しています。
 

高槻Lifeの写真5

春は桜のトンネル、そして、夏の今は、蝉の声が響き渡る緑のトンネルです!
 

高槻Lifeの写真6

木漏れ日を浴びながら散策すれば、日常の喧噪や煩悶から解放されていくのが感じられます。
 

高槻Lifeの写真7

街中ではうるさいだけのセミの声。
なぜかここ玉川では、「癒やしの音楽」のように聞こえてくるのが不思議ですね♪
 
遠出しなくても、すぐそばに自然を感じられる街・高槻。
摂津玉川のように、普段地元の人たちの何気なく通っているその道が、歴史的な名勝であることもよくあります。
知れば知るほど、ふるさと高槻の底知れぬ魅力にひきこまれていきますね!


 

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2017-08-07