國乃長のビール蔵開き

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2016-08-26

処暑を過ぎ、朝晩少しだけしのぎやすくなってきた高槻。
とはいうものの、日中はうだるような暑さが続いています。
いつの間にか早くなり始めた夕暮れ時。
「あ~あ、一日の疲れを吹き飛ばすビールが飲みたい!」
思わずつぶやいてしまいそうな夏と秋との端境期にピッタリのイベントが今年も高槻で開催されます。

500年以上の歴史を誇る高槻富田の酒造り。
その伝統を今に伝えているのが、寿酒造の「國乃長」です。

高槻では知らない人がいないと言ってもよい清酒「國乃長」。
実は、地ビール製造にも力を入れていることをご存じでしょうか?

高槻Lifeの写真1

(写真は國乃長様HPより)

もともと日本人が初めてビールを口にしたのは、江戸中期、1724年頃のこと。
ちょうど徳川吉宗の時代だといわれています。
江戸時代の日本人にはビールはあまり好評ではなかったのでしょうか?
その後、外国人の手によって、横浜でビールの製造が開始されるのは、ずっとあとの時代、明治2年のことになります。
日本人自身の手でビールの製造・販売が始まるのは、それから3年後のこと。
明治5年、この大阪の地で「渋谷ビール」が造られたのが、日本人産ビール発祥の瞬間とされているのです。

その後、平成4年までは、ビールは大手メーカーでしか製造が許されませんでしたが、法律の改正により、各地で地ビールの製造が可能になりました。
そこで、「日本人産ビール発祥の地・大阪」の誇りをかけて造りあげられたのが、高槻の地ビール「國乃長ビール」です。

高槻Lifeの写真2

日本人の口に合い、心に寄り添うビールを造る。
そんな思いを込めて造られた高槻の地ビールを堪能できる貴重な機会。
それが「國乃長 ビール蔵開き」なのです。

高槻Lifeの写真3

実は、この「國乃長」の寿酒造。
小阪工務店とも浅からぬご縁があります。
外壁の焼板や土間の修繕等、小阪工務店も微力ながら、リフォームという形で寿酒造さんの伝統を語り継ぐお手伝いをさせていただいております!

高槻Lifeの写真4

(告知物は國乃長様facebookより)

第39回 國乃長 ビール蔵開き

2016年9月10日(土)
午前の部 10:00~12:30
午後の部 13:00~15:30
各部500名(成人の人数)
前売り券 成人1名 2000円
詳しくは【リンクボタン】をクリックお願いします。

國乃長ビールの屋台を始め、焼き鳥や冷酒の屋台も出る予定とのこと。
ビール工場の見学もできますので、子ども連れでも楽しむことができそうです♪
(未成年者は成人1名に対して1名に限って入場可(入場無料))


「高槻の夏、今年も本当に暑かった!
それでも、みんな本当によく頑張った!」
そんな優しいねぎらいの言葉を送ってくれるのは、やっぱりふるさとの美味しい地ビール。

ビール好きにはたまらない心沸き立つイベントで夏を締めくくり、高槻は、やがて実りの秋を迎えます。

Link

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2016-08-26